
2014年11月16日
新築時の図面は大切に保管されてますか??
どこのお宅でも新築時のお引き渡しの際、様々な書類を
受け取っているかと思います。
その中には、見慣れない折り方でたたんである「申請図面」なるもの
があるかと思います。(平面図や立面図などなど・・・)
普段の生活の中でわざわざ開く機会は殆ど無いかと思いますが、
塗装工事に限らず、リフォーム工事を計画する時に
見えない箇所を把握するのにとても役に立ちます。
ただし、この図面は正確でない事が多いんです

「申請図面」と合わせて「竣工図面」があれば問題ないかと思います。
「竣工図面」とは工事中の変更などを記載した最終完成時の図面です。
いわば、“住まいのカルテ”のようなものです。
家を建てる場合、少なからず事前の計画に対して変更点が
出てきてしまうものです。(窓の大きさや軒先の出幅など)
なので、計画時の「申請図面」では変更点が反映されておらず、
実際のお宅を正確に把握出来ないケースもあります。
先日、塗装工事の契約をして頂いたお宅で他社さんの見積書を
見せてもらう機会がありました。
施工面積に大きな差があり、「なんで業者さんによってこんなに違うの?」と、
お客さんが不思議そうに聞いてこられたんです。
後で分かった事は、他社さんは「申請図面」で見積もりを作成していたようです。
気が付かずに契約していたら約10万円が無駄な出費になるところでした。

悪意は無いと思いますが、こんなケースも意外とあるんです!
リフォーム工事をご計画の方、是非とも「竣工図面」をお手元にご用意の上
お問い合わせ下さる様、宜しくお願い致します

Posted by YASS at 16:33│Comments(0)